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福岡県田川市などの第三セクター「平成筑豊鉄道(平筑)」は来年3月から、初の本格的な観光列車を運行する。車両デザインはJR九州の豪華寝台列車「ななつ星」を手がけた水戸岡鋭治さんに依頼。姉妹鉄道協定を結んだ台湾「平渓線」沿線からの誘客も視野に「地元食材を使った豪華な食事を提供し、リピーターを獲得する」としており、切符の予約販売や商品企画を担当する旅行会社の募集を始めた。【峰下喜之】
平筑は沿線人口の減少もあって、2004年度決算から営業収支の赤字が続く。収支改善のため、エリア外から乗客を呼び込む手段として観光列車を計画した。車両の改修や旅行会社の募集は、株主の県と沿線9市町村でつくる平成筑豊鉄道推進協議会(会長・二場公人田川市長)が国の地方創生推進交付金を受けて実施。事務局長を務める森山祐二・平筑調査役によると、水戸岡さんからデザイン担当の内諾を得た。
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