堀田晃投手＝西濃運輸　／愛知

都市対抗野球地区予選で活躍　観客、笑顔にする投球を　堀田晃投手（２３）

　第８９回都市対抗野球大会東海地区２次予選で、３試合に先発した。２４回を投げて四球は申告敬遠を含む計５個で失点はわずか１。入社２年目の右腕は、防御率０・３８と抜群の安定感で第４代表での本大会出場に貢献した。

　エースとしての貫禄を示したのが第４代表決定トーナメント２回戦の永和商事ウイング戦。「１人で投げきることが大事」と、一回から全力ではなく、直球は７～８割の力に抑えた。１点リードの七回１死二塁のピンチは得意のチェンジアップを多投しながら切り抜けるなど、三塁を踏ませない投球で散発４安打に抑えて完封勝ちした。チームは２連勝の後に２連敗していただけに、阪本一成監督（４２）は「いい投球をしてくれた」と…