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顔真卿

名品初公開 高ぶる感情、文字に乱れ

 希代の「劇跡(げきせき)」(強い感情が放射される書)がやってくる--。日本初公開が決まった「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」は、書聖・王羲之(おうぎし)(303~61年)と並び称される顔真卿(がんしんけい)(709~85年)の肉筆。宋、元、明、清代と収集家や文人の間で伝えられ、6代皇帝乾隆帝(けんりゅうてい)の宮廷に入った。現在は台北の故宮博物院に収蔵されている。

 冒頭「維乾元元年……」と静かな調子で書き始められた文字が、筆が進むとともに感情の高ぶりが抑えられなくなった様子で気迫がこもる。書き損じや推敲(すいこう)で抹消した文字が随所に残り、激しく揺れる顔真卿の気持ちが刻印されているかのようだ。

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