ナマコ密猟

道内で相次ぐ 海外向け価格高騰 国、輸出時「原産地証明制度」導入へ /北海道

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 中国などで高級食材として高値で取引される国産ナマコを巡り、道内で密漁が相次いでいる。特に道内のナマコは品質の高さで知られるブランドナマコ。乱獲で漁協など正規のナマコ漁に影響する上、暴力団の資金源にもなることから、水産庁は「漁獲証明制度」の導入を検討し始めた。【田所柳子、土谷純一】

 ナマコは乾燥した日本産が中国本土や香港、台湾などで高く販売される「海の黒いダイヤ」。ナマコは体色の違いでアオ、アカ、クロがあるが、道内ではアオナマコが多い。海外では道産品は品質の高さで知られ、価格が高騰している。

 道内の漁協関係者によると、国内向けに販売する場合は酢の物用などそれほど需要が高くないため、1キロ数百円で販売されるが、中国向けは「何十倍もの価格になる」という。こうした事情から、密漁品の海外輸出が横行しているとみられる。

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