都市対抗出場を　エイジェック設立会見　「小山の看板背負う」　／栃木

　社会人野球の県内唯一の企業チームを設立した人材派遣会社「エイジェック」（本社・東京都新宿区）は２１日、小山市を本拠地として本格始動するのに合わせて、同市役所で記者会見した。古後昌彦社長は「小山市の看板を背負い、来年の都市対抗（の本大会）に出場したい」と意気込みを語った。【野田樹】

　エイジェックは今年２月、県野球連盟から企業チームの加盟の承認を受けた。同社は独立リーグ「ルートインＢＣリーグ」の栃木ゴールデンブレーブスの運営母体で、同市を拠点とする女子硬式野球部も創設した。

　古後社長は会見で、野球チームを相次いで発足させた意図について、「野球を通じて人づくりや環境づくりを行い、雇用を生み出して社会に貢献していきたい」と説明した。小山市の大久保寿夫市長は「小山市民の夢を大きく伸ばし、小山や栃木の全国発信に尽力していただきたい」と歓迎した。