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インバウンド・聖地巡礼

/6 築地本願寺 宗教を超えた空間 /東京

 築地市場で食欲を満たしたインバウンド(訪日外国人)の多くが散策するのが、すぐ近くにある築地本願寺だ。3月末の調査によると、1日およそ8000人が境内に入り、約半数が古代インド仏教様式を模した外観の本堂を訪れた。

 「うち2割が外国の方でしょうか。昨秋の境内のリニューアル(「『寺』とプロジェクト」事業)以降、2倍近い人出になっています。もともと内外を問わず開かれたお寺であり、京都の観光寺院のような拝観料もいただかない。敷居を低くして気軽にお参りいただけるように」と、安永雄玄・同寺宗務長は語る。

 浄土真宗本願寺派の直轄寺院として江戸時代前期に創建され、関東大震災で焼失した後、1934(昭和9)年に現在の本堂が再建された。欧米への留学経験があった当時の宗主・大谷光瑞が世界中の人々が訪れる空間として本堂にイスを置き、後にはパイプオルガンも導入した。もちろん、本尊は阿弥陀(あみだ)如来なのだが、堂内で仏教讃歌(さんか)が流れる中にいると、教会かと錯覚してしまうほどだ。

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