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接続遮断訴訟

NTTコム、訴えを退けるよう求める

「通信の秘密の侵害」原告主張の第1回弁論

 インターネット上で漫画や雑誌を無料で読める海賊版サイトの対策として、NTTコミュニケーションズがブロッキング(接続遮断)を実施するのは「通信の秘密の侵害にあたる」と弁護士が同社を訴えた訴訟の第1回口頭弁論が21日、東京地裁(鈴木謙也裁判長)で開かれた。同社は訴えを退けるよう求め、争う姿勢を示した。

     原告は中沢佑一弁護士(埼玉弁護士会)。訴状などによると、中沢弁護士はNTTコムの提供するネット回線を使い、事務所でネットを利用してきた。ブロッキングは電気通信事業法に反し、憲法が定める通信の秘密の侵害にあたると主張。契約約款にも規定がなく、自分の通信を妨害しないよう求めた。

     NTTコムによると、ブロッキングはまだ実施していない。この日の初弁論で同社側は「通信の『妨害』という用語は多義的でどのような行為の差し止めを求めるのか不明確」などと主張した。

     ブロッキングはネット利用者がアクセスしようとする特定のサイトについて、強制遮断する仕組み。利用者のアクセス先を通信事業者が監視し、遮断対象であれば警告サイトに誘導する。

     政府は今年4月、海賊版サイトによる著作権侵害が看過できないとして、「漫画村」など特定サイトに対するブロッキングを通信事業者側に求める緊急対策を発表。NTTコムなどNTT系3社が実施する方針を発表した。原告側は今後、NTTドコモに対しても同種の訴訟を起こす考えだ。【岸達也】

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