ロシアW杯

人種、性別に独自価値観 難しい差別の断罪

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
14日のW杯開幕セレモニーで物議を醸した英国人歌手ロビー・ウィリアムズさん=AP
14日のW杯開幕セレモニーで物議を醸した英国人歌手ロビー・ウィリアムズさん=AP

 W杯の開催に絡んで、ロシア国内での人種や性の差別に関連した言動が取りざたされている。国際サッカー連盟(FIFA)が差別撲滅を掲げていることもあり、関心が高まっている形だ。

 W杯開幕を控えた今月中旬、ロシアの女性議員が自国女性に対し、大会期間中に白人以外の外国人と性的関係を持つべきではないと発言した。ソ連時代のモスクワ五輪(1980年)の際、ソ連の女性たちが外国人男性と関係を持ち、未婚のまま出産する事例があり、特に両親の人種が違う子どもたちが差別にあってきたとされる。このような経緯を踏まえ、タマラ・プレトネワ下院議員が自国の女性に「自制」を説いたのだ。

 14日のW杯開幕セレモニーでは、出演した英国人歌手ロビー・ウィリアムズさんの行動が物議を醸している。歌の最後で「これは自由のためにやるのだ」と即興の歌詞を歌い、カメラに中指を突き立てる下品で挑発的なポーズを取ってみせたためだ。

この記事は有料記事です。

残り619文字(全文1012文字)

あわせて読みたい

ニュース特集