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アスリート交差点2020

東京五輪を目指す選手のリレーコラム「アスリート交差点2020」。柔道の阿部一二三、詩の兄妹▽卓球の伊藤美誠▽サッカーの大迫敬介▽バドミントンの奥原希望▽カヌーの羽根田卓也▽陸上の山県亮太▽ソフトボールの山田恵里▽競泳の渡辺一平――の各選手が競技へのこだわり、近況などを率直な言葉で伝えます。

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アスリート交差点2020

記憶に残るスイマーへ ライバルは成長の糧=競泳・渡辺一平

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渡辺一平
渡辺一平

 4月の日本選手権男子200メートル平泳ぎで2位に入り、ジャカルタ・アジア大会などの代表権を獲得しました。日本選手権は、今の僕には夏の主要国際大会に向けた「通過点」となりましたが、日本で一番を争う競泳選手にとって特別な大会です。

 日本選手権には高校2年から出場しています。初めて日本代表入りを決めたのは、2016年リオデジャネイロ五輪代表を懸けた大会でした。平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介さんが注目され、会場の応援は北島さん一色。アウェーの雰囲気を感じましたが、当時の僕はプレッシャーを感じませんでした。大学2年の伸び盛りの時期で自信を持って挑戦者として臨み、200メートル平泳ぎで小関也朱篤(やすひろ)選手に次いで2位に入りました。

 今大会は冬場に足をけがした影響で、泳ぎ込み不足から200メートル平泳ぎではラスト50メートルで体が動かなくなりました。小関選手に最後のターンで前に出られ、精神的にもきつくなりました。

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