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批判続々 動画を削除し、サイトにおわび掲載
化学分野で研究者の育成などに取り組む学会組織「日本化学会」(川合真紀会長、公益社団法人)のPR動画が炎上した。女子学生が男性教授に憧れて化学会に入る--という恋愛ドラマ仕立て。ネット上や研究者の間で「前時代的だ」「おじさんの妄想」と酷評され、化学会は11日に動画を削除し、サイトにおわびを掲載した。いったいどんな動画で、何が問題となったのか。【柳楽未来、須田桃子】
全編は約4分。大学構内を走っていた女子学生が男性教授とぶつかり、間違えて相手の封筒を持ち帰る場面から始まる。女子学生は教授に憧れて化学会に入会し、研究に励む。だが、教授が別の女子学生と付き合っていると聞いてショックを受け、研究への意欲を失いかける。女子学生の表情のアップに「募る日野(教授)と化学への思い」の字幕がかぶるシーンも。
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