県教委は10月から、現役高校生を対象とした小学校教員養成プログラムを始める。人口減少に伴う人材獲得競争が激しくなる中、早期から優秀な人材を育成し、教育の質の向上を目指す。高校2年から大学4年までの6年間を一貫サポートするのは全国初という。【大西咲子】
名称は「県次世代教員養成塾」で、今年度の定員は高校2年生80人程度。既に募集を開始しており、7月6日が締め切り。書類審査と面接で選考し、10月から講座をスタートさせる。
高校2、3年時に受講する前期プログラムは原則月1回の計10回。講座を担当するのは小学校教員養成課程がある6大学で、畿央▽帝塚山▽奈良学園▽奈良教育▽奈良女子▽大和--。ディスカッションなどを通じて対話力や共感力など小学校教員の基礎となる力を養うとともに、学ぶことや教える楽しさを実感できる内容を予定している。現役の小学校教員との交流の場も設ける。
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