メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

号外首相、全国の緊急事態宣言解除を発表
独立の果てに

南スーダン難民報告/2 武装集団襲撃 増え続ける負傷者 空路搬送や施設、限界

 「集中治療室(ICU)」と記者が案内されたのは、テント張りのスペースだった。グエイ・ヤウ君(9)は、銃で撃たれたけがの手術を終えたばかり。おなかにつながれたドレーン(排液管)にハエがたかる。「もうだめだと思った」。消え入るような声で話した。

 市民への殺りくと略奪が続く内戦下の南スーダン。昨年9月、赤十字国際委員会(ICRC)が、中部ガニエルに野戦病院を開設した。グエイ君は約100キロ離れた町から飛行機でこの病院に搬送された。

 惨事は家畜の世話をしている時に起きた。武装集団が自宅に火を放ち、祖父とおじを銃で殺害した。グエイ君は逃げようとしたところを背後から撃たれた。父ヤウ・チョルさん(35)は意識が遠のくグエイ君とともに茂みの中に逃れた。ICRCに救助されたのは5日後。「ぎりぎり間に合った。だが油断はできない」。手術後の医師の表情は険しい。

この記事は有料記事です。

残り812文字(全文1187文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「政権の終わりが見えた」支持率急落、自民主流派も首相を公然と批判

  2. 森法相、黒川氏訓告は「法務・検察で判断」 官邸主導の一部報道を否定

  3. 無言の抵抗の思いとは?医療従事者100人、ベルギー首相に背を向け「冷たい歓迎」

  4. 内閣支持率27%に急落 黒川氏「懲戒免職にすべきだ」52% 毎日新聞世論調査

  5. 27%ショック「底打った」「危険水域」与党動揺 石破氏「かなり厳しい」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです