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団栗

アースの贈り物?=渡辺政隆

 <団栗(ドングリ)>

     お気に入りの女優さん勢ぞろいで、NHKの朝ドラ「半分、青い。」にハマっている。懐かしいネタがちりばめられていることもうれしい。中でもマグマ大使ネタ。主人公の鈴愛は幼なじみの律を呼び出すとき、「マグマ大使」の主人公よろしく笛を吹く点。なにしろ手塚治虫のこの作品は、漫画連載もテレビ放映もリアルタイムで体験した世代なので。朝ドラでは、そのテレビのワンシーンまで流れた。

     手塚治虫は偉大だ。その影響は各方面に及んでいる。科学ネタがたくさん盛り込まれていることの影響も大きい。そういえば、アースとマグマという言葉は、たぶん「マグマ大使」で初めて知った。日本でヒト型ロボットが主流なのも、「鉄腕アトム」の影響が大きいと言われている。

     かつて、手塚作品のキャラクター分析をしたことがある。全作品に登場する科学者・工学者は全部で270人。作品中におけるその死亡率は30%で、特に悪役ロボットを作る工学者の死亡率が高かった。それ以上に驚きだったのは、登場する女性科学者・工学者がわずか6人だったことだ。それも全員が端役。女性科学者が大活躍する作品を手塚治虫がたくさん描いていたら、理系女子の数はとうの昔に増えていたかもしれない。

     上述の朝ドラ、正義の味方、マグマ大使ならぬ律はロボット工学者志望。そして鈴愛は漫画家から発明家に転身するらしい。ということは鈴愛、半分、理系?(筑波大学サイエンスコミュニケーター/教授)

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