慰霊の日

政府と沖縄溝深く 首相、今年も辺野古触れず

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沖縄全戦没者追悼式で献花を終えた安倍晋三首相(中央)。左後方は翁長知事=沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で2018年6月23日午後0時10分、野田武撮影
沖縄全戦没者追悼式で献花を終えた安倍晋三首相(中央)。左後方は翁長知事=沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で2018年6月23日午後0時10分、野田武撮影

 沖縄県糸満市で23日開かれた沖縄全戦没者追悼式で、安倍晋三首相と翁長雄志知事が言葉を交わす場面は見られなかった。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設計画で、政府は8月、同県名護市辺野古の埋め立て予定海域に土砂の投入を始める予定。11月には知事選(1日告示、18日投開票)が控える。移設問題が新たな段階を迎える中、政府と県の立場は隔たったままだ。

 追悼式で翁長氏が「辺野古に新基地を造らせないという私の決意はこれからもみじんも揺らぐことはない」と訴えると、会場からは拍手が起こった。一方、首相は「基地負担を減らすため、一つ一つ、確実に結果を出していく」と述べたが、辺野古移設には今年も触れなかった。

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