晴れ着トラブル

被害拡大、業界が抱える問題背景に

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成田空港に到着した「はれのひ」の篠崎洋一郎社長=2018年6月23日、和田大典撮影
成田空港に到着した「はれのひ」の篠崎洋一郎社長=2018年6月23日、和田大典撮影

 今年の成人式で新成人が振り袖を着られないトラブルを起こした晴れ着のレンタル・販売会社「はれのひ」(横浜市)の被害が拡大した背景には、着物レンタル業界が抱える問題がある。

 2015年に経済産業省が開いた研究会の資料によると、13年の着物など呉服の売り上げは3010億円で、ピークだった1970年代の6分の1に低下した。業界向け月刊誌を発行する「きものと宝飾社」の松尾俊亮編集長は「毎年、規模に関わらず複数の業者が倒産したり廃業したりしている」と話す。

 市場の縮小に伴い、振り袖の販売・レンタル価格も上昇しているという。約10年前にレンタルを始めた呉服店の代表は、成人式に合わせた「シーズン価格」が高額化の一因と指摘する。

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