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鹿児島・甑島

7000万年前の草食恐竜化石 絶滅直前期

甑島で見つかった草食恐竜の大腿骨の化石(中央)。右は周辺の破片などをつなげて復元したもの=鹿児島県薩摩川内市提供

 国立科学博物館と鹿児島県薩摩川内市などは23日、同市の甑島(こしきしま)で、約7000万年前(中生代白亜紀最末期)の地層から大型草食恐竜の左大腿(だいたい)骨の化石が見つかったと発表した。体長10メートルを超えるハドロサウルス類とみられる。白亜紀最末期は恐竜が絶滅する直前の時期とされ、同博物館の真鍋真・標本資料センター長は「絶滅直前のアジアの恐竜の生態を理解する貴重な資料になる」としている。

 同博物館によると、国内では、2004年に兵庫県洲本市(淡路島)で見つかったハドロサウルス科の下あごや首の骨の化石などが約7000万年前のものとされる。今回見つかった化石はそれに並ぶ最も新しい時代の恐竜の化石とみられる。

 甑島の左大腿骨の化石は、長さ70センチ、直径最大28・5センチ。2016年7月、学芸員資格を持つ薩摩川内市職員らが地質調査中に発見した。地層は化石周辺の鉱物にレーザーを当てる「ウラン・鉛年代測定法」で白亜紀最末期と特定した。

 ハドロサウルスは、白亜紀後期(1億~6600万年前)にユーラシア大陸や北米、南米大陸に生息していた植物食恐竜。口先がくちばしのように平たく、日本では「カモノハシ恐竜」の愛称がある。【降旗英峰】

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