- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

障害者らに不妊手術を強制した旧優生保護法が国会で審議された1948年、日本を間接統治していた連合国軍総司令部(GHQ)が、法案に強制不妊の対象として盛り込まれていた大半の疾患の遺伝性について再三にわたり「医学的根拠が不明」だと批判し、ナチス・ドイツの断種法以上に問題視していたことが、GHQの記録から判明した。日本側は一部対象を削除するなどしつつも、根拠不明とされた遺伝性疾患の多くを復活させる改正案を押し通していた。
日本側が、法成立前から問題点を認識しながら、障害者の幅広い排除に固執した歴史が明らかになった。
この記事は有料記事です。
残り933文字(全文1191文字)
時系列で見る
-
強制不妊 34道府県開示資料(その3止)
984日前 -
強制不妊 34道府県開示資料(その2)
984日前 -
強制不妊 34道府県開示資料 国の徹底調査必要 立命館大生存学研究センター・利光恵子客員研究員の話
984日前 -
強制不妊 34道府県開示資料 「おかしい」しかし…手術は断行された(その1)
984日前 -
強制不妊 34道府県開示資料 「おかしい」しかし…手術は断行された(その2止)
984日前 -
GHQ、強制不妊「根拠不明」 日本側、押し切る 1948~49年
985日前 -
GHQ、強制不妊「根拠不明」 法案修正は特殊 GHQ文書研究の第一人者の荒敬・元長野県短大教授の話
985日前 -
GHQ、強制不妊「根拠不明」 日本側、押し切る 占領終了後、手術対象拡大
985日前 -
占領終了後、対象拡大
985日前 -
GHQ「医学的根拠不明」 日本側押し切る
985日前 -
意見書を可決 長野市議会 /長野
986日前 -
強制不妊手術 国に意見書提出 仙台市議会閉会 /宮城
986日前 -
ろう学校長が推奨か 静岡で50年代在任
987日前 -
強制不妊 ろう学校長、手術推奨か 静岡で1950年代在任
987日前 -
強制不妊、県内被害者1人存命 知事「謝罪し、寄り添いたい」 /鳥取
988日前 -
被害者補償、国へ求める 全会一致で意見書可決 県議会 /石川
988日前 -
手術許可人数、県集計に誤り /香川
990日前 -
強制不妊手術 憲法適合性認否、厚労相明言せず
993日前 -
厚労相、憲法適合性を回答せず
994日前