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小学1年の時に母が先生に呼び出され、集団になじめず好き勝手なことをしていると注意を受けました。自分の興味あることが、教室の中だけでなく外にもあったからですが、母は「時間をかければちゃんとできる。長い目で見てください」と言ってくれました。
子どもの頃から空想の物語を作って描くのが好きで、教科書の余白という余白は女の子のスタイル画などで埋まっていたそうです。物語を作りながら道路にろう石で描いた絵を、近所の子が見に来ていましたね。
4年制大学に進む女性は少なかった時代です。母と高校の先生が父を説得してくれて、1年間だけ学費を出してもらう約束で東京教育大(現在の筑波大)に進学しました。最初は自宅から通っていましたが、当時は学生運動真っただ中で、親のすねをかじって大人の批判はできません。1年の秋に置き手紙をして家出しました。
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