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スポーツクライミング

ジャパンカップ 野口が初代女王 複合

決勝で課題を攻める野口=喜屋武真之介撮影

 スポーツクライミングで2020年東京五輪を見据えて新設された複合のジャパンカップは24日、盛岡市の岩手県営運動公園などで予選を通過した男女各6人による決勝が行われ、女子は野口啓代、男子は楢崎智亜(いずれもTEAM au)が優勝した。

     複合はスピード、ボルダリング、リードの3種目で、各種目の順位を掛け算した得点の少なさを競う。野口は、スピード3位、ボルダリング1位、リード2位の6点。楢崎智はそれぞれ1位、4位、1位の4点だった。

     女子で予選1位通過の伊藤ふたば(同)はスピードで1位だったが、ボルダリング、リードはともに3位の9点で総合2位。3位には谷井菜月(奈良・橿原市立光陽中)が入った。

     男子は、2位に楢崎明智(TEAM au)、3位が緒方良行(神奈川大)だった。

    16歳伊藤に競り勝つ

     野口が、成長著しい16歳の伊藤との接戦を制し、総合力の求められる複合で初代国内女王に輝いた。

     今季のワールドカップ(W杯)で3勝を挙げているボルダリングは、前日に続きただ一人、全4課題(コース)をクリアした。特に第2課題は、身長を9センチ上回る174センチのリーチを生かして他選手が苦戦したホールド(突起物)を難なくつかみ完登。種目1位で勢いに乗った。リードはピークに達した疲労で体がよれる場面もあったが、「優勝が懸かっていたので気持ちで登った」。高得点で勝利を引き寄せた。

     それでも野口は「優勝できたけど、アジアや世界(の大会)はまた違う」と課題を口にした。練習があまりできていないスピード種目はもちろん、リード種目も国際大会の経験は浅い。「埋めないといけないところが多い」と野口。一方でそれを「伸びしろ」とも表現した。東京五輪を見据える29歳の先駆者は、さらなる強さを求めている。【倉沢仁志】

    男子は楢崎智がV

     ○…兄弟対決の軍配は、兄の楢崎智に上がった。スピードで前日に記録した自身の日本記録を0秒06更新する6秒87をマーク。ボルダリングこそ全4課題をクリアした弟・明智にトップを譲ったが、2位で追いかける展開となったリードは、壁の傾斜がきつくなる終盤の難所のホールドをただ一人つかんで逆転した。弟との激闘をものにした日本のエースは「うれしさ? 半端ないですよ」と流行語を使って満面の笑み。

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