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アイスクリームがおいしい季節だ。国の統計によると、金沢市や富山市は1世帯(2人以上)あたりのアイス・シャーベット支出額が全国トップクラス。北陸の「アイス愛」の背景を探った。【日向梓】
家庭に常備
今月下旬、金沢市内のスーパーマーケット。アイスの棚の前で、買い物客が次々に足を止めた。「孫が来た時にあげるから、ストックは切らさない」「冷凍庫の半分はアイスで埋まっている」--。市内の介護サービス付きマンションで暮らす女性(88)は「体に良い食事が出るけど、好きな物も食べたい。アイスはいつも冷凍庫に入れておくの」と、高級アイスのパックを選んでレジに向かった。
総務省統計局の家計調査(都道府県庁所在地と政令指定都市の計52都市対象)によると、2017年の世帯あたりのアイス・シャーベットへの支出額は、金沢市が1万2475円で全国1位。同条件の統計が残る07年以降、金沢市は6回、富山市は2回トップになっている。
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