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特定の民族や人種など人の尊厳を傷つけるヘイトスピーチは、どんな形であっても許されません。なくすためにはどうする?

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「表現の自由」ヘイトも生む 急増するネオナチ

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 トランプ政権下の米国で急増しているネオナチ組織は「表現の自由」を盾に、インターネットを通じて白人至上主義やユダヤ人排斥のイデオロギーを世界に拡散しようとしている。憲法で保障された権利が、差別発言を正当化する根拠にもなっている米国。その現場を歩いた。【ポッター郡(東部ペンシルベニア州)で國枝すみれ】

全米最大組織幹部「カギ十字掲げる権利ある」

 庭先には、ナチスのシンボル「カギ十字」の旗がなびく。30州以上に支部を持つ全米最大のネオナチ組織「国家社会主義運動(NSM)」幹部の自宅だ。トランプ大統領が当選した大統領選直後の2016年12月に訪れたときより、旗は大きく、派手になっていた。

 幹部のダニエル・バーンサイド氏(44)は上機嫌だった。「私にはカギ十字旗を掲げる権利がある。それが許されないのなら、星条旗や同性愛者が掲げるレインボー旗もだめなはずだ」

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【ヘイトスピーチ】

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