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A はやぶさ2が目標にしているサンプル(リュウグウの物質)採取量は0.1グラムです。たった0.1グラムと思われるかと思いますが0.1グラムあると、想定している分析を行うことができるのです。はやぶさ2のサンプルの取り方は、筒状の足(サンプラーホーン)が小惑星表面に触ったときにその内側に弾丸を発射して表面を砕いて破片が筒の内側を上昇してケースに入るというやり方ですので、そもそも多くのサンプルは採取できません。地上でいろいろな実験をしましたが、0.1グラムという目標は達せられそうです。
なお、はやぶさ2は3回タッチダウン(着陸)をしてサンプルを取ることができますが、サンプルはそれぞれ別の部屋に入ります。ですから、異なる場所からのサンプルが混ざらないようにできるわけです。持ち帰る物質の取捨選択はできませんが、サンプルを採取する場所は選ぶことができます。
探査機「はやぶさ2」の旅や機体のこと、小惑星リュウグウの素顔、太陽系探査のこれからなど、なんでもQ&Aを紹介します。「!」や「?」がいっぱい見つかるはずです。このコーナーは、日本惑星協会の「『はやぶさ2』どんなことでも質問 ” 箱 ”」から許可を得て転載しています。質問がある場合は、同協会のウェブサイトから投稿してください。
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