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ナジックニュース

東急不動産が起業支援へ 学生たちがビジネスプランを発表 

表彰される立命館大の上田隼也さん(中央)と戸簾隼人さん(右)
会場には大学関係者など約50人が集まった

 新規事業や起業を支援するインキュベーション施設「Plug and Play Shibuya」で6月21日、「ビジネス発展プログラム」最終発表会が行われた。大学生のビジネスプランを起業へと発展させようというイベント。同社関係者ら約50人の前で3グループが資金計画も交えて発表した。

     発表を行ったのは、東京工業大工学院1年の宮澤良和さんと一橋大4年の武井柾樹さんによる「人気飲食店における観光客向けファストパス制度“NX-PRESS”」▼立命館大4年の上田隼也さんと同3年の戸簾隼人さんによる「自転車に乗るすべての人々のための~ANSHINブレーキシステム~」▼明星大4年の金子晃輝さんと慶応大2年の今枝拓海さんによる「~あなたのスマホにリアルタイムの空席を~kimaruグルメ」。宮澤さんらは人気飲食店に並ばずに入店できるサービス“NX-PRESS”(抜かすプレス)について、上田さんらは死亡事故が起きている自転車事故を防ぐ観点から開発した自転車ブレーキアシストシステム、金子さんらは2次会などの急な店の予約で役立つサービス開発について、それぞれパワーポイントを使いながらプレゼンテーションした。

     3グループは今年2月に行われた「学生ビジネスプランコンテスト」(一般財団法人「学生サポートセンター」主催、学生情報センター協賛)で入賞した21件の中から選ばれ、約4カ月間にわたり、東急不動産と協業する「Plug and Play Shibuya JAPAN」社のサポートを受けながら、より実現可能なビジネスを目指してプラン練ってきた。

     審査の結果、立命館大の上田さんと戸簾さんによる自転車ブレーキアシストシステムがベストプラン(BP)賞として表彰され、副賞として、「Plug and Play Shibuya」のシェアワークスペース会員権1年分が贈られた。上田さんらは1000円程度と安価ながら事故防止機能が充実したブレーキシステムを損害保険会社と協力して開発。ライセンスを活用しながら、自転車メーカーに普及を促すことで事故を30%減らせる試算をした。9月から滋賀県と共同して実証実験を行うほか、「起業後はライセンスを活用して車椅子やベビーカーへの転用なども考えたい」(上田さん)との説明もあり、ビジネスの将来性も評価された。

     施設の運営に携わる「Plug and Play JAPAN」社COO、矢沢麻里子さんは「既存の考え方にとらわれない学生たちの活動は、伸び代があることが分かった。今後も渋谷でのイノベーション創出に積極的にチャレンジしていきたい」と話した。

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