交流会

囲碁楽しみリハビリ 高次脳機能障害向け

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高次脳機能障害者や家族、支援者らによる囲碁の交流会。脳の認知機能維持、向上の効果もあるという=東京都大田区で2018年5月、蒔田備憲撮影
高次脳機能障害者や家族、支援者らによる囲碁の交流会。脳の認知機能維持、向上の効果もあるという=東京都大田区で2018年5月、蒔田備憲撮影

 交通事故や病気の後遺症で記憶力や注意力が低下する「高次脳機能障害」を持つ人たちに、囲碁を楽しんでもらう交流会が東京都内で開かれている。障害があると控えがちな外出のきっかけにしてもらう狙いもある。専門家は「囲碁を通じて認知機能などの維持、向上が期待できる」と関心を寄せている。

 「気軽に楽しんでください」。5月に東京都大田区で開かれた家族会「フォーラム大田高次脳」の囲碁交流会。日本棋院墨田支部長の木谷正道さん(70)が呼び掛けた。「いやあ、上手ですね」。碁石を手にした参加者たちは声を掛け合い、時折、笑い声も起きる。ほぼ半数は高次脳機能障害に悩む人たちだ。

 交流会は昨年2月に木谷さんが始めた。囲碁を教えた高次脳機能障害の人が楽しそうに打つ姿を見て「リハビリになるのでは」と思ったのがきっかけだった。回を重ねるたび、参加する人の表情が和らいでいくように感じている。5回以上参加している高木京子さん(61)もその一人だ。

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