メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

漆黒を照らす

/61 ヤズディ演奏家親子の再出発 音楽は人を幸せにする /大阪

ハムザさんの奏でる音が、人びとの心を魅了する=イラク・クルド自治区シャリアで2017年3月、玉本英子さん撮影

 クルド人は踊りや歌が大好きだ。祝いごとがあると、音楽にあわせ踊りが始まる。男も女も小指をつなぎ、一列になって同じステップを踏む。

 6年前、イラク北西部シンジャル近郊の村で、クルド系少数宗教ヤズディ教徒の結婚式に招かれたことがあった。広大な土漠に300人を超える住民が集まった。伝統の弦楽器と電子キーボードが奏でるクルドの曲に、歌手の張りのある声がスピーカーから響く。村人たちは笑顔いっぱいに踊っていた。

 イラクのクルド音楽の中で重要なのが、弦楽器タンブール。その名うての弾き手として、ヤズディ住民のあいだで知られてきたのが、ハムザ・クルディ・ウーロさん(46)だ。昨年3月、家に呼ばれて演奏を聴く機会があった。弦を巧みに操り、喜びに沸いたり、悲しみにすすり泣くような音を響かせる。その表現力に驚いた。

この記事は有料記事です。

残り953文字(全文1304文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「#FreeAgnes」 日本からも周庭氏逮捕への抗議続々

  2. 家族で登山中に行方不明の小6男児を無事発見 新潟・上越

  3. 周庭氏を逮捕 民主活動家 国安法違反容疑で香港警察

  4. 女性に無断で堕胎させた疑いで外科医を逮捕 麻酔薬飲ませる 岡山県警

  5. 家族で登山の小6男児が行方不明 新潟・上越で下山途中

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです