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輝集人

アジア大会のソフトテニス競技に出場する 増田健人さん 世界制覇の夢胸に /和歌山

 <輝集(きしゅう)人>

    増田健人さん(27)

     さまざまなスポーツ競技に取り組む中学、高校生に対し、これまでの活動で身につけた技術を注ぎ込む県教委の「エクセレントコーチ」に就任した。県立和歌山北高(和歌山市)で週に1、2回、生徒とともに汗を流す。「高校生にアドバイスしていることは、実は自分自身も常に心がけておかなければならないこと。多くの『気づき』がある貴重な経験です」

     兵庫県尼崎市出身。友人に誘われ、小学3年生の時に近くの「ソフトテニス教室」に通うことになった。「最初のころは難しくて、ボールがラケットに当たっても、どこに飛んでいくかわからない状況でした」。半年ほどは、ラケットでボールを小刻みに打ち上げるような基礎的な練習が続いた。「それでも、楽しかったので、続けられた」と話す増田さんの実力はみるみる向上し、小学6年生の時に、全国ベスト16に入るほどになった。

     その後も、さまざまな大会で上位入賞を続けた。中学3年で全国中学校体育大会(全中)のダブルスで2位。高校はソフトテニスの強豪として知られる三重高(三重県松阪市)に進み、2年生の時に全国高校総体(インターハイ)の団体戦で優勝、初めて全国の頂点に立った。大学はスポーツ推薦で同志社大商学部へ。3年、4年と2年連続で、大学対抗競技会(インカレ)の個人戦のシングルスとダブルスを連覇した。「きつい練習もあるんです。それでも、勝った時の喜びが大きい。だから、頑張れるんです」

     大学卒業後、県教委に入り、スポーツ課で市町村対抗ジュニア駅伝の運営など、主に低年齢層の強化に取り組んできた。現役の選手としても、2015年にインド・ニューデリーで開かれた世界選手権の国別対抗で優勝、個人戦(ダブルス)でも銅メダルを獲得。16年のアジア選手権(千葉市)でも国別対抗で優勝、シングルスで銅メダルに輝いた。

     今年は、8月下旬にインドネシアでアジア大会が開かれる。黒木瑠璃華(るりか)選手(ヨネックス)とペアを組むミックスダブルスと、国別対抗戦に出場する。「アジアを制すれば、世界を制する」。そんな思いで今も、激しい練習を続けている。【山成孝治】

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