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大阪北部地震1週間 鉄道止まり踏切遮断、救急搬送に遅れ 都市災害、渋滞で混乱

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運転を見合わせた主な京阪神の路線
運転を見合わせた主な京阪神の路線

 大阪府北部を震源とする18日の地震から1週間が経過し、さまざまな要因が絡み合う都市災害に特有の課題が浮き彫りになってきた。朝のラッシュ時を直撃した最大震度6弱の揺れで近畿の鉄道網は長時間乱れ、高速道路も閉鎖されたことで幹線道路で「地震渋滞」が発生し、緊急車両の走行や復旧作業を妨げた。災害弱者への対応にも不備があり、混乱をいかに回避するかが問われている。

 「この踏切、もう2時間以上も開かないんですよ」。18日午前11時過ぎ、大阪府摂津市内で70代女性が地震で転倒し、けがをしているとの要請で、市消防本部の救急車が出動した。しかし、阪急摂津市駅近くの踏切手前で渋滞に巻き込まれた。付近に止まっていた車からの情報で、救急隊長は即座に「通行不能」と判断し、迂回(うかい)して現場に向かった。女性宅に着くまで通常なら7、8分だが、約40分かかった。搬送が遅れた…

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