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火論

暗記で見えぬもの=玉木研二

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 教員や研究者らでつくる「高大連携歴史教育研究会」が高校歴史教科書本文に詰め込まれた用語を半減させようと提案、「坂本龍馬も消えるか」と騒がしくなったのは昨年の暮れだった。

 その後研究会は意見を公募した。1342件寄せられ、3分の2近くが、用語を精選し減らすことに賛成した。しかし会は、消える史上人物や事件をめぐる大きな反響から、次の提案を加えた。「史実との違いを明確にしたうえで取り上げ、歴史への興味を引き出す手がかりにする」。先生には、それこそ「半端ない」力量が求められる。

 戦後、学校の歴史教育は以前の皇国史観教育の反省に立つ。戦前戦中の国定教科書は1種類、一律で、天皇に…

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