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現場上空

西村一幸の飛行記録(6) 新幹線とSLの“競演”を捉える

秋田新幹線の開業に伴うキャンペーンで、奥羽線の秋田ー大曲間を並走する秋田新幹線の「こまち」と蒸気機関車「D51」=秋田県で1997年7月17日、本社ヘリから萩原義弘撮影

 事件事故に限らず、またとない「決定的瞬間」がある。地上の写真取材でもその瞬間を捉えることは至難の業だが、航空機からの撮影となると、そのタイミングに遭遇することは一層困難になる。

 1997年7月、ある依頼が西村一幸に舞い込んだ。それはJR東日本が「秋田新幹線」の開業を記念して3日間限定で蒸気機関車「D51」を並走させるので、上空から撮影してほしいというものだった。企画を提案したのは当時、毎日新聞東京写真部記者だった萩原義弘(57)=現・写真家=だった。鉄道に詳しい萩原は「そんな場面は二度とない」と興奮していた。

 企画を聞いて西村がまず思ったのは、「遠いな」ということだった。新聞社の航空部の第一の仕事は、やはり「事件事故の取材」だ。東京から秋田までは約450キロ。もし東京都内や近郊で事件や事故があれば、すぐに戻ってこられる距離ではない。

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