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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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福島第1原発事故

"ここなら笑店街"楢葉復興拠点に開店

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スーパー「ブイチェーンネモト」で買い物客を出迎える根本茂樹さん(左)=福島県楢葉町北田の「ここなら笑店街」で2018年6月26日、乾達撮影
スーパー「ブイチェーンネモト」で買い物客を出迎える根本茂樹さん(左)=福島県楢葉町北田の「ここなら笑店街」で2018年6月26日、乾達撮影

 東京電力福島第1原発事故で一時全町避難した福島県楢葉町が整備する復興拠点に26日、商業施設「ここなら笑店街」がオープンした。公設民営でスーパー、ホームセンター、飲食店など10店舗が入る。町は週2回、町内各地区と結ぶ「買いものバス」を運行し、帰還後の住民生活を支える。

 町が国道6号沿いの農地を造成し、鉄骨平屋建ての店舗3棟約3300平方メートルを建設。10年間、家賃免除で事業者に貸す。事業費は25億円。隣接して災害公営住宅や医療施設、こども園があり、7月末に交流施設もできる。商業施設の整備は計画より1年あまり遅れたが、生活インフラがほぼ整い、町は町内居住率47%(5月末時点)にとどまる住民の帰還加速を期待する。

 根本茂樹さん(56)が出店したスーパー「ブイチェーンネモト」は開店直後から、買い物カートを押す町民でにぎわった。今月閉鎖した仮設商店街の店舗の5倍、震災前の1・5倍の売り場を確保し「品ぞろえで不便をかけたが、ようやく本来の商売ができる。住民が集まって笑顔になれる場所に」と意気込む。

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