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攻防続くIR実施法案 無責任な「万全の対策」 カジノ企業の売り上げ優先?

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米国のホテル内のカジノ。日本でも統合リゾート(IR)実施法案が成立すれば、カジノが定着するのだろうか=米ラスベガスで2017年1月5日、土屋渓撮影
米国のホテル内のカジノ。日本でも統合リゾート(IR)実施法案が成立すれば、カジノが定着するのだろうか=米ラスベガスで2017年1月5日、土屋渓撮影

 政府はカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案を今国会で成立させたい考えだ。注目のギャンブル依存症対策について、安倍晋三首相は「世界最高水準のカジノ規制を導入し、万全の対策を講じている」と誇る。本当だろうか。【石塚孝志】

 主なカジノ規制は▽入場回数を週3回・28日間で10回に制限▽入場回数の確認手段として、マイナンバーカードによる公的個人認証の義務づけ▽日本人と国内居住の外国人の入場に6000円を徴収--などだ。

 これに対し、日本弁護士連合会は4月27日と6月19日の会長声明で、「7日間に3回もカジノ施設に入場すれば、既にカジノに入り浸っている状況」「24時間営業のギャンブル施設で最大3日、72時間も居続けることができる」と問題点を挙げた。さらに、日本が参考にしたシンガポールの場合、入場回数が最大月8回、入場料は約8000円だとして、「世界最高水準とは言えない」と指摘した。

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