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世界遺産

奄美・沖縄 2020年夏の登録目指す 環境省、推薦書を再提出へ /鹿児島

 今年の世界自然遺産登録を目指したものの、政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を取り下げた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄県)について、環境省は27日、鹿児島県奄美市であった地域連絡会議で、来年2月に推薦書を再提出する方針を地元自治体などに正式に伝えた。悲願の登録実現に向け、関係機関が再び動き出した。

     推薦取り下げ後の初開催となった会議には、同省と林野庁、鹿児島、沖縄両県などが出席。同省が登録実現までの一連のスケジュールを発表し、了承された。再提出する推薦書は、まず暫定版を今年9月にユネスコへ提出し、ユネスコの諮問機関「世界自然保護連合」(IUCN)による現地調査は19年夏の実施を見込む。最短で2020年夏の登録を目指すという。

     新たな推薦書では、取り下げの根拠となったIUCNの「登録延期」勧告の内容を受けて再構成する。推薦区域の修正や除外、野生化した猫(ノネコ)や外来種対策、観光客増加に伴う管理計画のあり方などを盛り込む。同省は「延期勧告ではあったが、自然そのものの価値は認められていた」と分析。再提出後の早期登録実現は十分可能とみている。

     同候補地を巡っては今年5月、推薦地に「飛び地」があるなど「資産の分断」や沖縄島の米軍北部訓練場の対応を含め「生態学的な持続可能性に重大な懸念がある」などと指摘したIUCNが「登録延期」を勧告。政府は推薦を取り下げた。【神田和明】

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