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旧優生保護法を問う

「何のために生まれた」 提訴の渡辺さん

提訴の前に思いを語る強制不妊手術訴訟原告の渡辺数美さん(左から4人目)=熊本地裁前で2018年6月28日午前11時13分、森園道子撮影

 旧優生保護法下で不妊手術や人工妊娠中絶を強いられたとして、北海道の夫婦と熊本県の男性の計3人が28日、国に損害賠償を求める訴えを札幌、熊本両地裁に起こした。5月に続く一斉提訴の第2陣。「子どもを産み育てたかった」と嘆く北海道の女性(75)と夫(81)。「何のために生まれてきたのか」と自殺を考えた熊本の渡辺数美さん(73)。行政と国会による障害者排除の責任を司法に問う。

 人生が終わったと思った--。熊本の渡辺さんは、母親から子供の頃に睾丸(こうがん)摘出の手術を明かさ…

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