宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、小惑星探査機「はやぶさ2」が同日午前9時35分に小惑星リュウグウの上空約20キロの地点に到着したと発表した。2014年12月の打ち上げ以降、3年半で約32億キロを飛行し、地球から約2億8000万キロ離れた目的地にたどり着いた。今後、約1年半の間に3度リュウグウに着陸して岩石を採取し、20年に地球に持ち帰る計画だ。
日本の小惑星探査は、10年に小惑星イトカワから試料を持ち帰った初代「はやぶさ」以来。リュウグウは生命に不可欠な有機物や水を比較的豊富に含んだ鉱物があると考えられており、実物を地球に持ち帰って分析することで太陽系の成り立ちや生命の起源に迫れると期待されている。
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