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はやぶさ2

リュウグウ 予想よりも表面の凹凸が激しく

はやぶさ2が小惑星リュウグウに到着したことを受け記者会見する、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネジャー=相模原市中央区で2018年6月27日午後5時6分、渡部直樹撮影

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が27日、目的地の小惑星リュウグウに到着した。数々のトラブルに見舞われながら任務を果たした初代はやぶさとは対照的に順調に往路を完走し、プロジェクトのメンバーは喜びを隠さない。一方、明らかになってきたリュウグウの姿は予想よりも表面の凹凸が激しく、今後、着陸や岩石採取などの難関が待ち受けている。

 「今日ばかりは成果をかみしめたい。もろ手を挙げて喜ばせてください」。到着を受けて開かれた記者会見で、いつもは慎重な姿勢の津田雄一プロジェクトマネジャーが相好を崩した。

 津田さんがリュウグウの上空20キロに着いた探査機から送られてきたデータを確認し終えたのは同日午前9時54分。「これをもって到着と判断したいと思います」と宣言すると、管制室に集まった約40人に拍手が広がった。

 3億キロほども離れた直径約900メートルの小惑星に探査機を到着させることは、日本からブラジルにある6センチの的に当てるほどの難しさとも言われる。吉川真ミッションマネジャーは「はやぶさの経験があったからできたこと。いよいよここからが本番」と意気込む。

 はやぶさ2が撮影した画像を分析している杉田精司・東京大教授によると、リュウグウは黒っぽい色をしており、炭素を含んでいることがほぼ明らかだという。杉田教授は「調査のしがいがある星。太陽系の起源が分かってくるのではないか」と期待した。

 一方、地表面には大きな岩の塊が多数あることが確認された。約2カ月かけて表面の地形や重力、組成などを調べ、8月下旬に着陸地点を決めるが、佐伯孝尚プロジェクトエンジニアは「どこに着陸できるか頭を悩ませている」と打ち明けた。

 9月以降に小型着陸機を降ろし、表面を詳細に観測してから着陸する。来春には金属弾を発射してクレーターを作り、風化していない新鮮な岩石を採取するという世界でも例を見ない任務に挑戦する。【池田知広】

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