午後7時のオープンを1時間後に控えて店内の空気が張り詰めてきた。繁華街から少し離れたブリュッセル市内の小さなレストラン「Le Local」。ゲストシェフとしてこの夜の厨房(ちゅうぼう)を仕切るムニル・ザイトニさん(32)は、シリア内戦の激戦地アレッポ出身の料理人だ。ベルギーで難民認定された家族を頼ってブリュッセルへ来て、まもなく1年を迎える。それまではドバイのレストランやホテルの厨房で10年近く働いていた。
共同経営者でシェフのローラ・ペラヒアさん(28)は、ザイトニさんのサポート役に徹していた。
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