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特集ワイド

性への配慮、時代遅れの学校 発達の早期化とマッチせず

イラスト・加藤早織

 プールの季節がやって来た。小学校では子どもたちの歓声があふれることだろう。ただ、最近は体の変化に悩む女子や親が増えているらしい。その背景には、性の問題に向き合えない学校の姿勢もあるようだ。【田村彰子】

 東京都内の女性会社員(44)は、6月のプール開きを前に小学4年生の長女が着るスクール水着を新調しようと近所の洋品店を訪れた。水着を手に取り、改めて気になったのは生地の薄さだ。「動きやすさを重視しているのかペラペラなんです。胸にパッドを入れる部分がないし、パッドを縫い付けるのも相当難しい」。長女の胸のサイズはAカップぐらい。体のラインが目立つのを嫌がり始めている。

 パッド入りの水着でも大丈夫なのかと、知り合いの保護者らに聞いて回ると、学校が認めれば指定品以外の水着も着用できることが分かった。だが、長女に尋ねると「みんなと同じものがいい」とにべもない返事だった。結局、スポーツ用品店を何軒も回り、目立ちにくいパッドを探し、悪戦苦闘して薄い生地に縫い付けた。

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