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ドキュメンタリー映画

従軍慰安婦描く絵本、話題 制作過程の映画上映 北区であす /東京

 従軍慰安婦をテーマにした絵本「花ばぁば」が、5月の刊行以来じわじわと話題を呼んでいる。著者は韓国の絵本作家、クォン・ユンドクさん。日本での出版は長く見送られていたが、本国での刊行から8年を経て実現した。30日に、絵本の制作過程を描いた映画の上映会が開かれる。

     「花ばぁば」は、慰安婦体験を明かした韓国人女性の証言をもとにした物語。戦争中に少女が感じた恐怖と悲しみを美しいタッチとともに描き、戦時性暴力を静かに告発する。

     作品は日本の絵本作家、田島征三さんらの呼びかけで2007年に始まった「日・中・韓平和絵本シリーズ」の一冊。韓国では10年に出版されたが、版元になる予定だった日本側の出版社が出版を断念し、お蔵入りに。田島さんが出版社を探していたところ、北区の出版社「ころから」(木瀬貴吉代表)が名乗りを上げ、クラウドファンディングで資金を募って出版にこぎつけた。

     刊行に際して来日したクォンさんは「慰安婦問題は、単に日本と韓国の間のことではない。ベトナム戦争で韓国軍も同じようなことをやったように、戦争と女性の人権の問題として描いた」と話す。

     絵本を作り上げていくクォンさんの姿を中心に「平和絵本シリーズ」の作家たちを描いたドキュメンタリー映画「わたしの描きたいこと」の上映会が、30日午後5時から北区赤羽2の書店「青猫書房」で開かれる。入場料500円。問い合わせは同店(03・3901・4080)。【井田純】

    〔都内版〕

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