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経済観測

心の距離=気仙沼ニッティング社長・御手洗瑞子

 先日、午後7時半に出発する列車に乗ろうと、タクシーで気仙沼駅に向かった。運転手さんに仙台あたりに出かけるのかと聞かれ、「いえ、東京です。この時間に出ても、ギリギリ今日中に東京に着くんです」と答えたら、驚かれた。60代とおぼしき彼は若いころ、12時間かけて東京に行ったという。今では3時間半で行くことができ、朝一に出れば9時前に東京に着けると話すと、彼は「うわあ、俺そんなのやんたな。ご遠慮願いたい」と言って笑った。東京は、ゆっくり列車に揺られ、酒でも飲んで、のんびり外を見ながら長旅で行きたい場所だ、と。

 その気持ちもわかるように思った。心の距離なのだろう。しばしば仕事で出張するような者にとっては、気仙…

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