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シャープ、国内2位 機種絞り、廉価型で鴻海効果
毎日新聞
2018/6/29 大阪朝刊
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国内スマートフォン市場の勢力図に変化が起きている。2017年度のシェアは、前年度まで4年連続で2位だったソニーが3位に後退し、シャープが僅差で2位に浮上した。機種を絞り込んで分かりやすくし、廉価型は安く生産できるグループ企業に委託先を変えたことが功を奏した。今夏は新機種を投入して、1位に君臨する米アップルのiPhone(アイフォーン)に挑む。
調査会社のMM総研によると、17年度の国内スマホ出荷台数のシェアは、(1)アップル49・9%(前年度52・7%)(2)シャープ12・6%(9・3%)(3)ソニー12・5%(15・2%)。シャープが3・3ポイント上昇した一方、ソニーは2・7ポイント下落した。シャープが2位になるのは6年ぶり。
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