理学療法士学生自殺訴訟

パワハラ認定 専門学校に賠償命令 大阪地裁

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判決を受けて記者会見に応じる大野輝民さんの妻佳奈子さん=大阪市北区で2018年6月28日、山田尚弘撮影
判決を受けて記者会見に応じる大野輝民さんの妻佳奈子さん=大阪市北区で2018年6月28日、山田尚弘撮影

 理学療法士を目指す専門学校生(当時39歳)が自殺したのは実習中のパワーハラスメントが原因だとして、遺族が学校側と実習先の診療所側に計約6000万円の賠償を求めた訴訟で、大阪地裁は28日、全額の支払いを命じた。北川清裁判長は、実習の指導役による叱責や過重な作業時間が自殺につながったと認定した。

 賠償を命じられたのは、専門学校を運営する高寿会(大阪府吹田市)と、診療所を運営する一裕会(大阪市住吉区)の両医療法人。

 判決によると、専門学校に通っていた大野輝民(てるひと)さんは2013年11月、実習を受けていた大阪市内の診療所から失踪。神戸市内の公園で命を絶ち、遺書には「本当にもう無理」「自分とこれ以上向き合えません」などと書かれていた。

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