静岡で「泊まれる純喫茶」 武蔵野美大で同級生 牧之原出身の村松さん、東京出身の小島さん /静岡
毎日新聞
2018/6/30 地方版
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通過点ではなく寄り道を
比較的安価な料金で泊まれて、地域のことをよく知るスタッフや宿泊客同士で交流を楽しめる施設--。そんなゲストハウスと喫茶店とを複合した「泊まれる純喫茶 ヒトヤ堂」が25日、静岡市の七間町・人宿町エリアにオープンした。人通りが減った町を再び盛り上げようとする動きが活発なこのエリアで、新たな取り組みを始めた若い女性2人組を取材した。【ヒトヤ堂取材班】
経営するのは牧之原市出身の村松佐友紀さん(26)と東京都町田市出身の小島有加さん(26)。「喫茶店を利用する地元のお客さんと、ほかの地域から泊まりにきたお客さんとが自然と同じ空間にいる状態になったらうれしい」とゲストハウスと喫茶店を兼ねる施設にした。「静岡は関東・関西間の通過点になってしまっている」と感じ、「静岡への寄り道の拠点にする」がコンセプト。
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