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クローズアップ2018

労働時間規制なくす「高プロ」 監督・指導に限界 条文あいまい 対象拡大、根強い懸念

高度プロフェッショナル制度とは?

 働き方改革関連法に盛り込まれた「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)は、労働法制上、初めて労働時間規制をなくす制度だ。高収入の一部専門職が対象となるが、政府の言う「自由な働き方」の実現より、長時間労働につながるとの懸念は根強い。労働者が不利な立場に追い込まれないよう、議論すべき課題は多い。

 高プロには、労働基準監督署の監督官からも「労働者を守れない」との声が上がっている。「どれだけ長時間労働をさせられていても、労働基準法違反を指摘できないことがある」。関東地方の労基署に所属する監督官は憤る。

 労基法は労働時間の原則を「1日8時間、週40時間」と定め、これを超えて働かせた場合に割増賃金の支払いを義務付ける。だが、1980~90年代の規制緩和で、原則に当てはまらない例外が作られてきた。フレックスタイム制などだ。「柔軟な働き方を可能にする」とうたいながら、賃金などで労働者が損をしているケースが目立つという。

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