働き方改革法

成立 「裁量はない」「非正規に賞与配分」 労働者、困惑と期待

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「責任があるから、みんな黙々と残業するんですよね」。システムエンジニアの男性は、明かりのともるオフィスを見上げた=東京都千代田区で2018年6月27日午後8時37分、玉城達郎撮影
「責任があるから、みんな黙々と残業するんですよね」。システムエンジニアの男性は、明かりのともるオフィスを見上げた=東京都千代田区で2018年6月27日午後8時37分、玉城達郎撮影

 働き方改革関連法が29日、成立した。残業時間の上限規制や非正規労働者の待遇改善など、企業にとっては規制が強化されるが、高収入の一部専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)を導入する規制緩和策も盛り込まれた。労働者はそれぞれの立場から、成立をどう受け止めたのか。【市川明代】

 「会社は絶対に高プロを適用してくると思います」。東京都内の外資系IT企業で働くシステムエンジニアの男性(53)は言う。「年収要件が引き下げられ、対象が拡大したら体を壊す人が増えるでしょう。責任感のある誠実な人間ほど、無理をしてしまうんです」

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