メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

時代の風

トランプ氏の貿易戦争 出口戦略伴わぬ危うさ=ビル・エモット 英誌「エコノミスト」元編集長

=手塚耕一郎撮影

 どのように紛争を終結させ戦場から引き揚げるかという出口戦略なしに、国家は戦場に軍隊を投入すべきではない、という軍人の格言がある。軍を統制する政治家にしばしば無視されるが、的確な原則である。貿易戦争にもこの原則は当てはまるはずだ。いま世界が直面する最大の経済問題は、トランプ米大統領が貿易戦争の出口戦略を描いているかどうかである。

 トランプ氏が始めた貿易戦争には二つの特異な側面がある。一つは、日本や欧州、カナダといった安全保障だけでなく、世界の通商ルールを共に築いてきた同盟国までをも関税を巡る攻撃対象にしたことだ。二つ目は、北朝鮮への圧力を維持するために協調が必要なタイミングで、通商上の敵対国である中国を攻撃していることである。

この記事は有料記事です。

残り1435文字(全文1752文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「嵐フェス2020」収録中の花火で神宮球場の試合中断 ジャニーズおわび

  2. 警視庁が20代男性を誤認逮捕 1人の証言をうのみ 33時間後に釈放

  3. サムスン電子の李健熙会長が死去 創業家2代目、世界的ブランドに育てる

  4. 大阪・梅田HEP FIVEで高校生転落し死亡 路上の19歳巻き添え意識不明

  5. #排除する政治~学術会議問題を考える 学術会議への関心は「新政権のツッコミどころだから」 投稿炎上、西田亮介氏の真意は

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです