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けいざい・因数分解

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けいざい・因数分解

20~22% 2030年度の全電源に占める原発比率目標 再稼働頼み、実現性疑問

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発電電力量全体に占める電源ごとの比率(電源構成)の推移
発電電力量全体に占める電源ごとの比率(電源構成)の推移

 政府は近く、エネルギー政策の中長期的な指針となる「エネルギー基本計画」の見直し案を閣議決定する。2030年度時点の発電電力量全体に占める原発の割合は「20~22%」と、現行計画(14年4月策定)に基づき15年7月に設定された数値を据え置く。再稼働をめぐる状況が変化する中、専門家からは「非現実的な目標だ」との批判が出ている。

 日本で原発が導入されてから50年以上が経過する。1966年に営業運転を始めた日本原子力発電の東海原発(茨城県東海村)を皮切りに、70年代以降、東京電力や関西電力などが相次いで建設。00年代には世界で建設が進み「原子力ルネサンス」ともてはやされた。国内では11年3月の東京電力福島第1原発事故直前まで54基の原発が運用され、10年度には電源構成の25%を占めていた。

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