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ストーリー

ボスニア紛争の性暴力(その2止) 生みの母を捜したい

ボスニア南東部ゴラジュデの病院に医療助手として勤めるアレン・ムヒッチさん。紛争中、この病院で生まれ、捨てられた=2018年3月

 

 ◆民族間憎悪の悲劇、心に欠落感

再会、重荷から解放

 ボスニア・ヘルツェゴビナ南東部ゴラジュデの病院で生まれ、母親に捨てられたアレン・ムヒッチさん(25)は、この病院の職員だったムハレムさん(71)の養子になった。ボスニア人の実の母親は、ボスニア紛争で敵対したセルビア人兵士に性暴力を受け、アレンさんを出産した。

 養父母の愛情を受けてすくすく育ったアレンさんが、養子であることを知ったのは8歳の時だった。「おまえはボスニア人じゃない! おまえの親は実の親じゃないんだ!」。けんかをした友達が叫んだ。何を言われているか分からなかった。大泣きしながら家に飛んで帰った。うそだと言ってほしかった。しかし、養父ムハレムさんは真実を伝えた。

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