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中島岳志・評 『1933年を聴く 戦前日本の音風景』=齋藤桂・著

 (NTT出版・2592円)

重要な転換点を巧みに抽出

 日本が国際連盟を脱退した1933年。本書はこの一年の音楽や音に関わる出来事にスポットライトをあて、当時の社会的変化を読み解く。

 この年の1月19日。名古屋の住宅地で一家4人が惨殺される事件が起きる。犯人は野村景久。気鋭の尺八奏者として知られた人物だ。

 尺八は、もともとは「楽器」ではなく、虚無僧のみが用いる「法器」だった。虚無僧の一般的なイメージは「…

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