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重度後遺障害

親なき後、受け皿を 息子介護19年の78歳「気力、体力が限界」

気管切開したのどの穴に吸引チューブを入れ、次男のたんの処理をする女性=大阪市内で2018年4月19日、江刺正嘉撮影

 高齢化社会が進む中、交通事故の重度後遺障害者を介護する家族にとって「介護者なき後」への対応は切迫した問題だ。グループホーム(GH)が受け皿となり得ていない実態が国土交通省の調査で明らかになり、家族らは「自分たちが死んだ後もわが子が安心して暮らせるすみかを作ってほしい」と強く願う。【江刺正嘉】

 「息子より先には逝けないと、気が張っているから何とか生きてこられました」。19年前の交通事故で脳に重い障害を負い、寝たきりになった次男(51)がいる大阪市内の女性(78)はつぶやく。頼りにしていた夫(84)が認知症で施設に入り、1人で次男の介護をしている。

 床ずれを防ぐため、夜中でも2時間おきに言葉を発することができない次男の体位を変え、たんも4、5回は…

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