フィギュアスケート

羽生結弦選手、国民栄誉賞 いつでもユヅは最高だった 世界初の4回転半へ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
2018年平昌五輪=手塚耕一郎撮影
2018年平昌五輪=手塚耕一郎撮影

 フィギュアスケート男子の羽生結弦選手(23)=ANA=に2日、国民栄誉賞が授与される。スケート界では初めてで、個人としては史上最年少となる。2014年ソチ五輪でフィギュア男子では日本人初の金メダルを獲得すると、右足首の負傷が完治しないまま臨んだ今年の平昌(ピョンチャン)五輪では66年ぶりとなる連覇を達成し、同五輪で日本勢第1号の金メダリストとなったことなどが評価された。

 度重なるけがに泣かされながらもフィギュア界の先頭を走ってきた。ぜんそくや足、腰の痛みには、競技人生で常に付き合っていかなければいけない。14年11月の中国杯で、フリー演技の直前練習で他の選手と激突するアクシデントもあった。平昌五輪を控えた昨年11月のNHK杯の公式練習では、ジャンプの着地で右足首を負傷した。それでも全日本選手権を12年から4連覇。グランプリ(GP)ファイナルも13年から4連覇を達…

この記事は有料記事です。

残り167文字(全文554文字)

あわせて読みたい

ニュース特集